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「アジール・フロッタン」は2018年2月、セーヌ川の増水により水面下に没してしまいました。
誕生から101年目の2020年、10月19日に再びセーヌ川の水面に浮上、奇蹟のように復活しました。

NEW

2021.04.27

「賛同者の声」を更新しました

 

概要

1929年12月にリノベーションが完了したル・コルビュジエ設計の難民避難船「アジール・フロッタン」は、救世軍の依頼により第一次世界大戦の影響でパリ市内に多くいた戦争難民を収容するために生み出されました。その後、世界恐慌や第二時世界大戦による難民を多く受け入れ、子供たちの夏のイベントなどにも活用されてきましたが、1990年ごろにはその使命を終えていました。
2006年には救世軍から船を譲り受けた有志により、後世に残すための修復が始まり、2008年には、修復に協力していた日本人建築家遠藤秀平により修復工事のためのシェルターがデザインされ、フェスティバルドートンヌにおいて発表されました。その後は、経済不況もあり近年まで細々と修復工事が進められ、2015年に歴史的コンクリート構造物として文化財指定を受けました。2017年には内部の整理も進み、日本人建築展を行う企画が進められてきましたが、2018年2月のセーヌ川増水により水面下に消えてしまいました。
アジール・フロッタンを復活させるため多方面にわたる各関係機関と協議を行い、2020年10月19日にようやく浮上させることができました。途上、協議の難航に加え黄色いベスト運動やコロナウイルス蔓延の影響などがあり、2年10ヶ月を要してしまいました。

今後は船体の調査を行い、それに基づきコンクリートなどの補修を行います。この調査はフランス文化局に登録されている文化財建築家により行われます。そして補修工事が終了した後、コルビュジエのオリジナルデザインに復元する工事を行う予定です。
これらの工事が無事完了したのち、コルビュジエが完成予想パースに描いていた通り、セーヌ川の岸から10mほど離れた位置に移動、日本のアロイ社から寄贈された桟橋(現在はパリ近郊で保管)を設置し、公開スタートとなります。

2017(水没前)

 

ニュース

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2021.03.12

在フランス日本国大使館のコラムでアジール・フロッタンが紹介されました。

https://twitter.com/AmbJaponFR/status/1382598867309445124

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2021.04.02

パリ在住のジャーナリスト鈴木春恵さんのレポートがYahooニュースに掲載されました。

https://news.yahoo.co.jp/byline/suzukiharue/20210317-00227814/

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2021.05.24

​「アジール・フロッタンの奇蹟Ⅱ」が出版されました。

著者:遠藤秀平 発行:建築資料研究社

​定価:2,750円

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2021.03.27

アジール・フロッタンの工事を示す赤い旗が設置されました。

これにより周辺を航行する船舶に速度を落とすなど注意を喚起します。

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2021.04.10

パリの古賀順子さんから船内のペンキの写真が来ました。

100年間の歴史を物語るペンキの層です。

いろんな色が重なりとても美しく見えます。

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2021.03.20

2017年クラウドファンディングにより桟橋寄贈などの支援を募集しました。
支援をしていただいた皆さんのネームプレートを船内に設置予定でしたが、2018年2月アジールフロッタンの水没により実施できませんでした。昨年10月19日に浮上し、12月から行ってきた調査が終わり、ようやく船内に運び込むことができました。最終的な設置は、この先の復元工事とともに位置を確定し行う予定です。

アジール・フロッタンのニュース履歴はこちらからご覧ください。

アジール・フロッタンの修復履歴はこちらからご覧ください。

1930年代

 

知る

1919

石炭船リエージュ号

リエージュ号は、第一次世界大戦下、ロンドンからの石炭の輸送を行うことを目的として建造されたコンクリート船です。ドイツ軍の侵攻をかわすための水上輸送の必要性と、戦時下における鋼材の不足から、1906年に建材として認定を受けたばかりの鉄筋コンクリートを用いた、平底船が建造されることとなり、約250隻のうちの1つとして、リエージュ号も建造されました。当時、これらの平底船には戦争で罹災したヨーロッパの都市の名前がつけられたことから、ベルギーの都市名をとり、リエージュ号と名づけられました。

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1930年代

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もっと知りたい

ル・コルビュジエとは?

アジール・フロッタンの設計者であり、現在まで続くモダニズム建築の礎を築いた人物として近代建築の三大巨匠の1 人に数えられる人物です。

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時代背景を知る

アジール・フロッタンの完成から今日に至るまで、不思議な縁に導かれたさまざまな人々の出会いがありました。船を取り巻く彼らの数奇な運命をご紹介します。

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近代建築の5原則とは

1926 年にル・コルビュジエによって発表された、石やレンガを積み上げるといった、伝統的な西洋の建築様式から離れた、新たな建築理論です。

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アジール・フロッタンの立地

現在はパリ13区のセーヌ川左岸に浮かんでいるアジール・フロッタン、オステルリッツ高架橋の袂に繋留されるまでの、足跡を辿ります。

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前川 國男とは

ル・コルビュジエのアトリエにおいて、アジール・フロッタンの設計と工事監理を担当した日本人建築家です。帰国後は日本における近現代の建築をけん引しました。

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出版物/メディア掲載/関連ページ

アジール・フロッタンにまつわる各種メディアをご紹介しています。

2017(水没前)

 

体験する

1995〜2023年までのアジール・フロッタン

1960年頃からはオーステルリッツ駅近くのセーヌ川左岸に係留されてきましたが、2018年2月に水没、2020年10月に浮上しました。今後躯体の修復を行い、コルビュジエのオリジナルデザインへの復元工事が終了すれば、セーヌ川の岸から10m離し公開スタートとなります。

2008-2010年のアジール・フロッタン(畑陽子撮影)

2018年のアジール・フロッタン内部360度画像

画像をクリックすると画像の向きを操作できます

2018年1月時点

2019年のアジール・フロッタン(菱川勢一撮影)

2020年のアジール・フロッタン浮上工事映像(Nicolas Brasseur 撮影)

2020年10月19日

 

寄付を募る

​募金概要

アジールフロッタンが2020年10月19日に無事浮上しました。 現在は船内の調査を行なっており、今後その結果に基づき補修と復元を進めて行きます。

文化財として補修と復元を行うため、今後も多くの資金が必要となります。

そこで、アジール・フロッタンに心を寄せる皆様方にご寄付をお願いします。

目標金額は修復と復元、そしてその後の運営資金を含め3億円を目標としています。

お問い合わせシートにお名前とメールアドレスをご記入いただきお送りください。

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アジールフロッタン中央部分のレセプションスペースの完成イメージ

メモリアル

5万円(ご寄付は円建てとなります、振り込み手数料を含まない)のご寄付いただいた方にはご希望によりお名前を記載したプレートをアジール・フロッタン船内に掲示いたします。

船内への設置は一定以上の支援者数に達したのちに設置となります。

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プレート掲示イメージ

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プレート(イメージ)

​賛同者の声

アジールフロッタンが2018年2月に水没してから多くの人たちの声援をいただきました。

建築分野に限らず多方面から支援の声が寄せられています、ぜひ耳を傾けてください。

今後も賛同の声を募っていきます。