セーヌ川に浮かぶル・コルビュジエ設計の難民船再生プロジェクト

1929年に竣工したル・コルビュジエ設計の難民収容船「アジールフロッタン」は、近年修復が進められてきましたが、2018年1月からのセーヌ川増水により浸水してしまいました。パリでは現在その対策を検討し、浮上と再生への努力が行われています。昨年はアジールフロッタンの再生プロジェクトを紹介する展覧会を東京など4カ所で開催し、今年はこの船の中で現代日本建築家展を開催する企画を進めていました。しかし、今回のアクシデントを受けて展覧会は先行き不透明な状況となってしまいました。いまとなっては最後の姿となる1月の写真の紹介や3月にパリの現地を見てきたマニュエル氏を迎え、下記の通り、ASJ TOKYO CELLにて近況報告会を開催します。

会場: ASJ TOKYO CELL(〒100-0005 東京都千代田区丸の内3丁目4−2)
日時:2018年4月20日(金)18時〜
パネラー:五十嵐太郎×マニュエル・タルディッツ×遠藤秀平
主催:日本建築設計学会 ル・コルビュジエの船再生委員会(委員長:遠藤秀平)

News


18.6.4
セーヌ川の水位も平年並みになりました。
今月中には潜水調査が行われます。


18.5.16
天津国際デザイナーズウィーク(中国・瀋陽市)でアジールフロッタン再生展を開催し、展示を行いました
主催:天津市河北区人民政府ほか
場所:中国天津市河北区 北宇公園
日時:2018年5月11日~5月16日




18.5.1
セーヌ川の水位も下がり透明度も高くなってきました。今後は潜水士による被害の調査が行われます。


18.4.4
アジール・フロッタン近況報告会が開催されます
会場:ASJ TOKYO CELL(〒100-0005 東京都千代田区丸の内3丁目4−2)
日時:2018年4月20日(金)18時〜

18.4.1
『新建築』2018年4月号にアジール・フロッタンの記事が掲載されました。
詳しくはこちら

18.3.11
3月11日現在のアジール・フロッタンの状況

18.2.11
アジールフロッタン再生に心を寄せていただくみなさまへ
深夜、パリより悲しい知らせが来ました。 ながらく再生に取り組んでいたアジールフロッタンが、 1月から続く増水の影響によりセーヌ川に沈んでしまいました。 詳しいことはまだ分かりませんが、 パリの5人の再生事業主たちが今後のことを話し合っています。 新しいニュースが来次第お知らせします。

17.12.24
アジール・フロッタン再生展〈山口展〉が無事終了しました

17.11.17
クラウドファンディングが終了し、目標達成されました
詳しくはこちら

17.11.13
アジール・フロッタン再生展〈大阪展〉が無事終了しました

17.09.13
アジール・フロッタン再生展〈横浜展〉が無事終了しました

17.08.19
補修費用を寄付するためのクラウドファンディングがはじまりました
支援サイト(Readyfor)はこちら

17.08.15
8月19日に東京展会場でクロージングトークが開催されます
※終了しました

17.08.15
全国3都市(横浜・大阪・山口)の巡回展の開催が決定しました

17.08.05
アジール・フロッタン再生展〈東京展〉がはじまりました
※終了しました

17.08.04
アジール・フロッタン再生展関連シンポジウムが開催されます
※終了しました

17.06.19
記者発表が行われます
※終了しました

17.06.12
WEBサイトが公開されました

Introduction

ル・コルビュジエが世界救世軍の依頼により、浮かぶ建築とも言える『アジール・フロッタン』(浮かぶ避難所)を設計したことを知る人は少ない。『アジール・フロッタン』は第 1 次世界大戦の混乱により、パリ市内にいた女性難民の収容を目的として1929年に完成したものである。ル・コルビュジエはコンクリートの箱型の船体だけの状態に柱と屋根・水平窓の増築を行い、近代建築としての理想的内部空間を実現している。そして、今もノートルダム大聖堂から上流1キロのセーヌ川左岸に浮かんでいる。今世紀に入り、老朽化により建築としての機能を失っていたが、2005年からミシェル・カンタル=デュパール氏ら5名の有志によって修復工事が行われ、今秋に日本から寄贈される桟橋が設置され、2018年から再び機能ある建築として蘇る。この再生を期にル・コルビュジエ財団から提供された完成当時の資料や現在の写真・映像などにより、アジール・フロッタンを紹介する。また、来秋アジール・フロッタン内部で行なわれる現代日本建築家を紹介する『アジール・フロッタン JAPAN ARCHITECT展』とも連携している。

→チラシPDF download

Exhibition

アジール・フロッタン再生展 -浮かぶ避難所 ル・コルビュジエが見た争乱・難民・抵抗-

アジール・フロッタン再生プロジェクトを紹介する展覧会が、東京・横浜・大阪・山口の全国4会場にて開催されます。


〈東京展〉
会期:2017年8月5日ー8月22日 10:00-19:00
会場:ASJ TOKYO CELL(東京都千代田区丸の内3-4-2 新日石ビル1F)
トークイベント:8月19日 18時〜19時 五十嵐太郎×遠藤秀平×マニュエル・タルディッツ

〈横浜展〉
日時:8月25日ー9月13日 10:00-18:00
会場:ASJ YOKOHAMA CELL(横浜市西区みなとみらい2-2-1 横浜ランドマークタワー31階)
トークイベント:9月2日 15:00- 遠藤秀平×五十嵐太郎「映画『ル・コルビュジエとアイリーン~追憶のヴィラ~』を語る」

〈大阪展〉
日時:10月26日ー11月1日 11:00-18:00
会場:ASJ UMEDA CELL(大阪市北区角田町8-1 梅田阪急ビル オフィスタワー 24階)
トークイベント:10月26日 17:30-19:00 遠藤秀平×倉方俊輔×光嶋祐介

〈山口展〉
会期:12月15日〜24日
場所:やまぎん史料館(下関市観音崎町10-6)
トークイベント:12月17日 15時-16時遠藤秀平×中川明子×ゲスト

入場:無料
主催:遠藤秀平建築研究所
共催:アーキテクツ・スタジオ・ジャパン
企画:アジール・フロッタン再生展実行委員会
特別展示:ホンマタカシ
プロデューサー:遠藤秀平(建築家・神戸大学教授)
キュレーター:五十嵐太郎(建築史家・東北大学教授)
会場構成:遠藤秀平建築研究所/村里愛美
展示コーディネーター・映像展示:西尾圭悟(編集者)
ビジュアルデザイン:
辰巳明久(デザイナー・京都市立芸術大学教授/芸術資源研究センター研究員)
企画協力:マニュエル・タルディッツ(建築家・明治大学特任教授)
     前田宏(フランス国立高等装飾美術学校(ENSAD)教授)
助成:ユニオン造形文化財団
特別協力:ル・コルビュジエ財団 アロイ 神戸大学遠藤秀平研究室
協力:NPO/AAF イスナデザイン 京都市立芸術大学辰巳明久研究室 栗山化成工業所 笹川日仏財団 大成建設ギャルリー・タイセイ タケウチ建設 浜島化成 森美術館 八十島プロシード
後援:日本建築設計学会 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
協賛:TYING YKK AP 窓研究所 エイダブリューエンジニアリング カッシーナ・イクスシー グラフィソフトジャパン サンゲツ フォルボ・フロアリング

〈プレイベント〉※終了しました

(1) 特別レクチャー:カンタル・デュパール氏(修復事業主の1人・パリから招聘)
(2) シンポジウム「ル・コルビュジエが見た争乱・難民・抵抗」
登壇:五十嵐太郎×遠藤秀平×佐藤知久
日時:2017年8月4日(金)17時30分〜20時
場所:東京国際フォーラム ガラス棟5F 会議室 G502
※オープニングドリンクパーティー:終了後にASJ TOKYO CELLへ移動、展覧会場にて行います。

〈東京展トークイベント〉アジール・フロッタン再生展 クロージングトーク

日時:8月19日(土)18時〜19時
会場:ASJ TOKYO CELL 展覧会会場内
登壇:五十嵐太郎×遠藤秀平×マニュエル・タルディッツ
※事前申し込み不要・参加無料

〈連携企画〉『アジール・フロッタン JAPAN ARCHITECT展』(仮)

会期:2018年9月ー11月
会場:アジール・フロッタン内部
主催:日本建築設計学会
企画:アジールフロッタンプロジェクト実行委員会(仮)
※詳細は後日発表します。

Video

ASILE FLOTTANT / Peniche Louise-Catherine from Keigo Nishio on Vimeo.